普段から水道水で水出し茶を作っているけど、、、
- 家族がおなかを壊さないか心配、体に影響がないか心配...
- あまり体によくないとうわさを聞くけど本当のところはどうなの?
- なるべくなら水にお金をかけたくないから、水道水の水出し茶が安全なのか教えて!!
水道水の良くないうわさって色々あります。
「塩素が入っているから体にはよくないとか、目に見えない不純物があるからおなかを壊しちゃう」
などなど。
聞けば聞くほど、心配しちゃう話ばかりです。
この記事では、「水道水で作る水出し茶は安全なのか」について紹介していきます。
この記事を読めば、家族のみんなが安心して水出し茶を飲むことができます。
水道水が安全であることの詳細は、コチラ
水道水をそのまま使っても安全な理由
さっそく、結論ですが、
水道水を飲んでみて、味や匂いに違和感を感じなければそのまま使ってOK!
なぜなら、含まれている塩素量や不純物はごく微量で体に影響ないからです。
日本の水道水の品質基準などには、
「水道法」という法律の厳しい基準があるから衛生的な状態が保たれています。
いままで何となく体に悪いかも?って思っていたかもしれませんが、
結局は自分が飲めるならそれでいいです。
ちなみに、水道水のカルキ臭は、冷蔵庫や常温で4~5時間放置すると、ある程度のカルキ臭はなくなります。
水道水のカルキ臭や不純物は気にしなくてOK!
それでも、水道水についてはうわさを聞くから心配な方もいるかと思います。
水道水に含まれるものでとくに心配な「塩素(カルキ)」、「さび」についてもう少し詳しく紹介します。
カルキ臭のもとは塩素。水道水に含まれる塩素の量は?
カルキ臭のもとは、塩素です。
この成分が多いと、カルキ臭が強く感じます。
この塩素の量はWHO(世界保健機構)が定められ5mg/L以下とされており、日本の水道法では、基準値1mg/L以下です。
生涯にわたり連続して摂取しても健康に影響が生じない安心な水準です。
水道水には鉛やさびが含まれているの?
昔は、鉛製の水道管が多く使われていました。
そのため「水道水=鉛が含まれている」というような話がありました。
でも、いまは鉛製の水道管はほとんどなくなっています。
※一部の古いアパートや家屋には残っているようですが、普通に生活している人であれば、心配することはありません。
鉄さびも同じです。
古いアパートや家屋では劣化してしまった管が傷み、汚れた水や赤褐色の水が出てしまうこともあります。
※鉄さびの不安も普通に暮らしていれば、心配はありません。
ただし、旅行などで長期間水道を使わなかった場合には注意が必要です。
何日も水道を使っていないと管に水が溜まって動いていない状態が続きます。
その時は、しばらく水を出しっぱなしにしてきれいな水をくみ上げてください。
こだわりの水を使った水出し茶
いくら水道水が安全だといっても、やっぱり臭気が全くしないこだわりの水で飲みたいという人もいるかと思います。
ここではこだわりの水出し茶の「水」を紹介したいと思います。
浄水
蛇口に浄水装置があれば、浄水をそのまま使ってください。
もし、蛇口の浄水装置がない人は、容器に入れるだけでろ過してくれるポット型の浄水器もあります。
チェックしてみてください。
市販のミネラルウォーター
軟水(水の硬さは、30~80mg/L)を選んでください。
※日本の水道水は60mg/L程度です
ミネラルウォーターには、カルシウム・マグネシウムイオンの多い硬水がありますが、水出し茶には向きませんのでご注意ください。
硬水は、水出し茶にすると口当たりが重く、お茶自体角のある尖った味を感じるようになります。
エビアンなどの外国産は硬水が多いため、すっきり・さっぱりとした軟水を選ぶようにしてください。
アルカリイオン水
中性のものを選んでください(ph値は6.0~7.0程度のもの)
ph値は、水出し茶の味にはあまり影響はありませんが、ph値が高いとお茶の色が赤黒くなり、逆に低いと薄くなります。
味も重要ですが、見た目も大事です。黒っぽい水出し茶じゃイヤですね。
【まとめ】水出し茶は水道水でも安全
水道水の紹介してきましたが、まとめますと以下のとおりです。
- 塩素の量は人体に影響ない
- 飲んでみて味や匂いに違和感がなければそのまま使ってOK!
- 水道水以外なら、浄水がおすすめ
「水道水=あまりよくない」という印象があり、お金を払って水を買ったり、スーパーでわざわざ水を汲む人もいるかと思います。
そんなことはありません。
水出し茶は、水道水で作っても十分おいしい水出し茶ができます。
さいごに水道水で作る豆知識を紹介します。
水出し茶を作るときに茶葉と一緒に備長炭を入れてみてください。
炭の吸着効果でカルキ臭が炭に吸着し取り除いてくれます。
あまりお金をかけなくてもおいしい水出し茶はできます。
まずは、一度作ってみてください。